「積極的苦悩」:どうせ苦しむのなら苦しみの内容を自分で選ぶ
どうせ苦しむのなら自分で苦しみの内容を選び、積極的に苦悩していこうと思った。
仕事をしたらどうせ苦しみや悩みは発生する。
それは独立しても同じ。
それなら自分で独立して事業を行い、自分のために働きながら煩悶したほうが良い。
なぜなら、そこには自分の人生を豊かにするために金銭を獲得するという明確な目的があるから。
自分でやる内容を選んで自分でやるビジネスは、会社のためではなく自分の為にすることができる。
その苦しみも結果も自分で受け取ることができる。
会社で仕事をする場合でも自分の為に仕事をするというのは変わらない。
しかし会社で仕事をする場合、自分でビジネスをするよりも自分へのメリットの享受が間接的である。
自分でビジネスをする場合は、(1)自分が価値を顧客に提供する→(2)自分に報酬として返ってくるという2つのプロセスだ。
しかし、会社で仕事をする場合は、(1)自分が価値を顧客/社内に提供する→(2)会社のメリットになる→(3)会社が自分に報酬を渡すという3つのプロセスになる。
今、私は「自分のために働きたい」と思っている。
その自分のために働いているという実感を強く持てるのは、会社で働くよりも自分でビジネスをする方。
ベランダ菜園をしたい:理想の丁寧な暮らしをしていく
今やりたいことの1つにベランダ菜園がある。
ベランダにプランターを使って野菜や果物を育てる家庭菜園だ。
衣食住を大切にした丁寧な暮らしをしたいという想いがある。
今は料理をするのが楽しい。
次は料理をするための食材を自分で作ってみたいという想いがある。
今住んでいる家には庭がないから将来畑の近くか庭付きの家に引っ越したら菜園をやりたいと思っていた。
しかし、プランターを使ったら庭がなくても野菜や果物を育てられるということに気がついた。
もし庭があっても最初から大掛かりに育てることは難しい。
そういった意味でも、まずは今できるベランダ菜園から始めるのは良いアイディアだと思う。
もしかすると意外と面白くなくて、飽きてしまうかもしれないし。
まずはスモールスタートしてみて、自分にあっているかどうかを確かめる。
ベンチャービジネスも菜園もその点では同じ。
まず始めるとしたら簡単な野菜や果物からやりたい。
手入れがあまりいらず、食材としても簡単に使えるもの。
さっき書店で見た感じでは、白菜やキャベツは難易度が低いと書いてあったので、これらから始めるのも良いかも。
もしくはもっと簡単そうなハーブからなど。
1つやりたいことがまた実現できそう。
僕がやりたいこと:3〜4人チームで何かサービスかモノを作る
僕が今やりたいこの一つは、チームで何かサービスかモノ作ることです。
- 資金:Max1人1万円以下くらいの低予算。
- 利益:出たらメンバーで等分。ただ、本業ではないので金にならなくても良い。
- サービスの決め方:多様なメンバーを集めてアイディア出してサービス案を決める。アイディアより人先行。
- メンバー:様々な専門性と柔軟な考え方、基本的なスタンスが共感できるメンバー3〜4人。
- メンバーイメージ:WEB制作、ビッグデータ分析、営業、マーケッター、木工職人、農家、カメラマン、戦略コンサルタント等々。
なぜやりたいかというと、面白そうだから。
金になるビジネスだけではなく、純粋に色々な技術や考え方を持ったメンバーと何かモノやサービスを作りたいからです。
最近改めて、面白そうだからやってみたいという欲求は、人生を楽しくするためには大切だと考えるようになりました。
会社を休んで約2ヶ月が経ちますが、やりたいことをだいぶやり尽くして少し暇になってきました。
これまで“何かやりたいことがない”といった状況はあまりなかったので新鮮な感覚です。
その中で、改めてやりたいことがあるというのは人生を豊かにする上で大切でだと思うようになりました。
そのやりたいことがある状態を維持するためにも、出来るだけやりたいことはやっていこうと思います。
やりたいことを、やりたい方法でやれるということ自体に価値がある
私は、「会社勤務→起業→会社→休職(現在)」という流れで会社員と自分で仕事をするということを交互にやってきた。
久しぶりに会社勤めをして、そして休職してから思ったことは「やりたいことを、やりたい方法でやれるということ自体に価値がある」ということ。
会社では基本的に会社に与えられた仕事を行う。
創意工夫は基本的には与えられたことの中で行うのが基本だ。
もちろん与えられた業務以外でもやることはできるが、それは与えられた業務をした上で行わないといけない。
ただ、起業していたときや今は自分がやりたいこと、自分がやるべきだと思うことを自分がやりたいようにすることができる。
この「自分がやりたいことを、やりたい方法でやれるということ自体に価値がある」ということを再認識した。
人生とは生きている時間である。
この時間の中で何をどのように得ていくかで幸福度は変わってくる。
仕事で得るものは金銭的報酬だけではない。
同じ金銭的報酬を得られたとしても、何をどのようにやるかによって満足度や幸福度は異なる。
言葉にすると当然のことだが、会社で働いたことで改めてそのことを実感した。
ちきりんさんの“「人生はあと10年」という前提で人生設計をする”という考え方に共感:登山のようにプロセスも満喫したい。
今ちきりんさんの『未来の働き方を考えよう』を読んでいる。
未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる (文春文庫)
- 作者: ちきりん
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2015/11/10
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そこにこのような記述がある。
「私は30代後半以降、常に「人生はあと10年」という前提をおいて、キャリア設計や働き方のコントロールをするようになりました。10年後に人生が終わっても、後悔しない、本当に楽しい人生だった、やりたい事は全てできたと思える生き方をしようと決めたのです」
私はこれを読んで、あと10年という期間で考えるのは丁度よいと思った。
それは「明日人生が終わっても悔いのないような生き方をする」といった視点だと刹那的過ぎるし、「100歳まで生きると仮定した生き方をする」という長期スパンだとイメージがわかないがが、10年だと具体的なイメージもできるし現実性も高い人生をイメージできるから。
あと10年。
今は私はアラサーなので10年後にはアラフォーになっている。
その時にどのような自分でありたいのか。
どのような状態であったら自分は満足感と幸福感を感じられているのか。
食と住、人との関係を大切にし、関東の田舎で一軒家を借り、家族とイヌと一緒に平和に暮らしている。
よく眠り、よく食べ、よく運動する。
そして自分がやりたいことをやれている日々。
隣には素敵な石田ゆり子さんのようなパートナーがいて、何気ないが平和な毎日を満喫している。
このようなアラフォーになれていれば結構満足度は高いと思う。
そしてこのような状態に到達することだけではなく、到達するまでのプロセスも大切にしたい。
人生は登山のようなものだと思う。
頂上にたどり着けばよいというものではない。
どの山に誰と登るかを考え、準備をして、景色を楽しみ、自分と向き合いながら山頂を目指すというプロセス全てが登山の面白みだと思う。
ただ、これらのプロセス一つ一つを満喫することが登山の面白みを最大化させてくれる。
人生も同様に、ただ頂上を最短距離で最速で目指すことだけが人生における幸福度を最大化させるわけではない。
私はそのように考えている。
どの山に昇かを今は考えつつ動いている。
このプロセスもしっかりと満喫したいと思った。
クラウドソーシングでライティング業務を2つやっての学び:付加価値 x ライティング
▼何らかの付加価値を付けないと低単価になる
今日はランサーズでライテイングの業務を請け負ってライティング業務を行った。
今日は2つの文章作成業務を行った。
・案件A:ある特定の指定されたタイトルに関してネットで調査を行って記事作成をする。
・案件B:ある金融商品の経験談を書く。
案件A
約1500文字書いて約500円。
1文字0.33円。
作成時間:70分。
時給427円。
仮に8時間働いた場合3,416円
案件B
約1000文字で約2000円。
1文字2円。
作成時間:70分。
時給1714円。
仮に8時間働いた場合13,712円
時給にして4倍の違いがある。
案件Aの記事は誰でも書くことができる。
そのため供給が増えやすい環境にあるので、単価が安くなる。
一方案件Bの記事作成は指定の金融商品を使用したことがある人でないと書くことができない。
誰でもできるライティングではない。
そのため供給量が限られているため、数少ない供給者を集めるために単価が高めに設定されている。
この経験から、時給を上げていくためには、誰でも書ける文章ではなく自分だから書ける案件を受注していく必要があると学んだ。
私の経験は以下の通り。
・起業経験
・EC事業運営経験
・WEB広告の知識あり
これらに付随する記事作成を中心にするとことで、時給を上げていくことができると予想する。
▼特定の専門分野に特化することで専門性を高めるスピードが上昇する
今回仕事をした2つの案件は全く異なるジャンルの記事作成であった。
ジャンルが異なると1つのジャンルで学んだ知識を別の案件で活かせない。
一方ジャンルが同じだと、一度学んだ知識を別の案件の記事作成でも活かすことができる。
その為、記事の質も高くなって書くスピードも向上する。
そうなると時給も上がる。
最初は特定のジャンルだけでは安定した売上を出すことは難しいと思うので、複数のジャンルでライティングする必要はあるかもしれないが、できるだけ特定のジャンルでのライティングを行いたい。
私はWEBマーケティングの知識があるので1つはWEBマーケティングに関する記事。
もう一つは全体的に高単価の金融系の記事。
この2つのジャンルでライティングをしていきたい。
▼まとめ
・何らかの付加価値を付けないと低単価になる
→現在持っている知識や経験、専門性を活かしたライティングをすることで時間あたりの労働単価をあげることができる
・特定の専門分野に特化することで専門性を高めるスピードが上昇する
→金融とWEBマーケティングの分野で専門性を高めていく
私は“とりあえず”という気持ちで働き続けることは難しい。
自分のこれまでの欲求について振り替える。
学生時代から現在に至るまで、自分が取り組んできたたもので、自分の行動につながってきた強い関心は以下のもの。
・高校〜大学 :哲学
・大学 :哲学、国際協力、ビジネス
・大学卒業後 :ビジネスでの成功(自分で事業をしていた頃)
・企業に入社前後:安定
・休職後 :生活(料理、部屋の整理)
自分のベースにあるのは「なぜ自分は生きるのか」「何のために自分は生きているのか」という問である。
この世の真理が知りたくて大学では哲学を学んだ。
専攻は哲学であったが、研究的な学びではなく本を読んだり友人と議論をしたりして学んだ。
そして哲学で学究の道に行ってこの世の存在について考える道ではなく、この世の中で色々とやる道を選んだ。
その中でも最も関心があり、やりたかった事業をやるという道を大学卒業後は選んだ。
大学卒業後に事業を自分でやった。
なかなか事業を成長させることが出来ず、年もアラサーになったので、安定を求めて会社に就職した。
事業やキャッシュフローに頭を悩ませずに自分の役割の仕事をしていたらそれでいい。そうやって安定した生活を送ろうと思った。
しかし、それはうまくいかなかった。
人間関係のもつれを発端に私は会社への愛着を持てなくなった。
入社当初は会社に愛着が合った。
そのため、「会社のために頑張ろう」と思っていた。
しかし、それから上司との関係のもつれや、利益をただひたすら追う現場にい続ける中で、この会社で働く意義を感じられなくなった。
会社の人は「それなりにやれば良い」という。
「仕事を面白いと感じたことは最近は無いよ」とも。
ただ、私は割り切れなかった。
学生時代もそうだった。
友人たちがとりあえず試験勉強や受験勉強をする中で、私はとりあえず勉強し続けることはできなかった。
「なぜ勉強するのか」
「何のための勉強なのだ」
と思い、苦しんでいた。
そして一方では世間体を気にしていた。
世間体と自問との間で苦しんでいた。
今回の会社員生活でわかったことの一つは、私は「“とりあえず”という気持ちで働き続けることは難しい」ということ。
私は“とりあえず”の気持ちで“適当に”何かをやり続けることは難しい性格なのだと思う。
この性格は学生時代から変わっていないなと思った。
ただ、これは私の良さでもある。
自分が考えて信じた道であれば、どのような苦しい状況でも耐えることができ、やり続けることができるから。
この会社での経験でまた自分をよりいっそう知ることが出来た。
この経験を活かして、これからの人生をより自分らしいものにしていきたいと思う。